モノの健康診断
これ、まだいける?
使用年数といまの状態から、次にとるべき一手を判断するための材料を出します。 返すのは、この6つのどれかです。
- まだ使う
- 手入れする
- 修理する
- 売る
- 買い替える
- 使用をやめる
そろそろ気にして
まだ使えます。ただし部品の供給を先に確かめる時期です。
- 使用年数 9年目 −10
- 冷えにくさ あり −10
- 異音 なし +5
- 部品供給 終盤の可能性 −5
判定の理由はすべて内訳で出します。点数は5点刻みです。 ※ これは表示例です
「まだ動く」と「まだ直せる」は別の話です
買い替えた世帯が冷蔵庫を実際に使っていた年数と、メーカーが修理用の部品を持っている期間には、大きな開きがあります。
この4.1年の差が、「まだ動くのに、もう直せない」が起きる理由です。 しかも2本の帯は、数え始めがそろっていません。上は買った日から、 下はその製品の製造を打ち切った日から数えます。
つまり、「まだ動いているが、もう直せないかもしれない」という状態が、統計上ふつうに起きています。このサイトが「寿命は何年か」ではなく「次に何をするか」を返すのは、そのためです。なお部品の保有期間は法律で定められたものではなく、メーカーごとの自主基準です。同じ洗濯機でも、縦型は7年、ドラム式は6年と異なります。
何を診断する?
公的な統計と制度の一次情報が揃っているものから、順に公開しています。根拠が取れないカテゴリは、揃うまで作りません。
平均使用年数はいずれも内閣府「消費動向調査」令和8(2026)年3月実施調査 第5表(二人以上の世帯)。買い替えをした世帯のみを分母として算出された値です。スマートフォンの行は品目「携帯電話」の値で、スマートフォン以外の携帯電話を含みます。
年数や症状から、直接見る
使っている年数がわかるなら年数から、いま症状が出ているなら症状から入れます。個別のページを作っているのは、判断が分かれる年数と、原因を書き分けられる症状だけです。
ここに無い年数・症状は、ページを作らずカテゴリページの中で扱っています。判断が分かれない年数のページを機械的に増やさないためです(このサイトについて)。
1分で健康診断
購入年がわからなくても診断できます。「わからない」を選べます。
モノを選ぶ
カテゴリを選びます。洗濯機のように型で違うものは、そこで分かれます。
何年使ってる?
「だいたい2018〜2020年」のような幅のある答え方でかまいません。
気になる症状は?
安全に関わる症状は別枠にしてあります。該当すると診断より確認を優先します。
結果
健康度と、次にとるべき行動。なぜその判定なのかの内訳も出します。
「寿命」と呼ばれているものは、7つあります
意味の違うものを1つの数字にまとめると、判断を誤ります。このサイトはここを混ぜません。
統計から出る数字
- 平均使用年数
- 平均買替え年数
調査した年の、買い替えた世帯の平均。毎年変わる
制度で決まる数字
- 設計上の標準使用期間
- 法定耐用年数
対象の品目が法令で決まっている。無い製品には存在しない
メーカーが決める数字
- 補修用性能部品の保有期間
- メーカー保証期間
法的な義務ではない。同じ製品でも会社と型で違う
予告なく起きるもの
- リコール
年数とは無関係。使用年数が短くても対象になる
| 語 | 実際に意味しているもの | 出所 |
|---|---|---|
| 平均使用年数 | 買い替えた世帯が、買い替え前の製品を何年使っていたかの平均。 壊れるまでの年数ではありません |
内閣府 消費動向調査 |
| 設計上の標準使用期間 | 標準的な使用条件で、安全上支障なく使用できる標準的な期間。 対象は8品目のみ。冷蔵庫にはありません |
消費生活用製品安全法 |
| 法定耐用年数 | 減価償却の計算に使う税務上の年数。 物理的な寿命とは関係がありません |
耐用年数省令 |
| 補修用性能部品の保有期間 | 修理用の部品をメーカーが持っている期間。製造打切りが起点。 法的義務ではなく、各社の自主基準です |
メーカー各社 |
| メーカー保証期間 | 無償で修理を受けられる期間。通常1年。 | メーカー各社 |
| 平均買替え年数 | 平均使用年数の通称。まだ使えたが買い替えた例を含みます。 | 内閣府 消費動向調査 |
| リコール・無償点検 | 安全上の問題が判明した製品への個別の措置。 使用年数とは無関係です |
メーカー/NITE/消費者庁 |
それぞれの正確な定義と、どの製品にどれが存在するかは用語集にまとめています。
数字は、こう置いています
「○○の寿命は10年」と書くのは簡単ですが、その多くは制度名や統計の取り違えです。当サイトは、そこを外さないことだけで成り立っています。
- 一次ソースを開いてから書く。検索結果の要約や、他サイトの引用から数値を写しません
- 出典・表番号・原文の抜粋・調査年・母集団の定義・取得日を記録する。1つでも欠けている数値は掲載しません
- 本文に数値を直接書かない。登録した1か所から参照します。出典が更新されたときの直し漏れを無くすためです
- 「わからない」と書く。公表データが無い項目は、推測で埋めずにその旨を書きます