モノの健康診断

これ、まだいける?

使用年数といまの状態から、次にとるべき一手を判断するための材料を出します。 返すのは、この6つのどれかです。

  • まだ使う
  • 手入れする
  • 修理する
  • 売る
  • 買い替える
  • 使用をやめる

「まだ動く」と「まだ直せる」は別の話です

買い替えた世帯が冷蔵庫を実際に使っていた年数と、メーカーが修理用の部品を持っている期間には、大きな開きがあります。

この4.1年の差が、「まだ動くのに、もう直せない」が起きる理由です。 しかも2本の帯は、数え始めがそろっていません。上は買った日から、 下はその製品の製造を打ち切った日から数えます。

電気冷蔵庫の平均使用年数/消費動向調査(内閣府 経済社会総合研究所 景気統計部)第5表 主要耐久消費財の買替え状況(二人以上の世帯)/2026年調査。 冷蔵庫の補修用性能部品の保有期間(パナソニック)は法令ではなくメーカーの自主基準/2026-08-18 確認

つまり、「まだ動いているが、もう直せないかもしれない」という状態が、統計上ふつうに起きています。このサイトが「寿命は何年か」ではなく「次に何をするか」を返すのは、そのためです。なお部品の保有期間は法律で定められたものではなく、メーカーごとの自主基準です。同じ洗濯機でも、縦型は7年、ドラム式は6年と異なります。

何を診断する?

公的な統計と制度の一次情報が揃っているものから、順に公開しています。根拠が取れないカテゴリは、揃うまで作りません。

平均使用年数はいずれも内閣府「消費動向調査」令和8(2026)年3月実施調査 第5表(二人以上の世帯)。買い替えをした世帯のみを分母として算出された値です。スマートフォンの行は品目「携帯電話」の値で、スマートフォン以外の携帯電話を含みます。

年数や症状から、直接見る

使っている年数がわかるなら年数から、いま症状が出ているなら症状から入れます。個別のページを作っているのは、判断が分かれる年数と、原因を書き分けられる症状だけです。

焦げくさい・煙・異常な発熱・電源コードの傷みがあるとき これらは症状の解説より、安全の確認が先です。点数も出しません。危険なサインと、そのときにすること

ここに無い年数・症状は、ページを作らずカテゴリページの中で扱っています。判断が分かれない年数のページを機械的に増やさないためです(このサイトについて)。

1分で健康診断

購入年がわからなくても診断できます。「わからない」を選べます。

モノを選ぶ

カテゴリを選びます。洗濯機のように型で違うものは、そこで分かれます。

何年使ってる?

「だいたい2018〜2020年」のような幅のある答え方でかまいません。

気になる症状は?

安全に関わる症状は別枠にしてあります。該当すると診断より確認を優先します。

結果

健康度と、次にとるべき行動。なぜその判定なのかの内訳も出します。

「寿命」と呼ばれているものは、7つあります

意味の違うものを1つの数字にまとめると、判断を誤ります。このサイトはここを混ぜません。

統計から出る数字

  • 平均使用年数
  • 平均買替え年数

調査した年の、買い替えた世帯の平均。毎年変わる

制度で決まる数字

  • 設計上の標準使用期間
  • 法定耐用年数

対象の品目が法令で決まっている。無い製品には存在しない

メーカーが決める数字

  • 補修用性能部品の保有期間
  • メーカー保証期間

法的な義務ではない。同じ製品でも会社と型で違う

予告なく起きるもの

  • リコール

年数とは無関係。使用年数が短くても対象になる

「寿命」を意味する語とその違い
語 実際に意味しているもの 出所
平均使用年数 買い替えた世帯が、買い替え前の製品を何年使っていたかの平均。
壊れるまでの年数ではありません
内閣府 消費動向調査
設計上の標準使用期間 標準的な使用条件で、安全上支障なく使用できる標準的な期間。
対象は8品目のみ。冷蔵庫にはありません
消費生活用製品安全法
法定耐用年数 減価償却の計算に使う税務上の年数。
物理的な寿命とは関係がありません
耐用年数省令
補修用性能部品の保有期間 修理用の部品をメーカーが持っている期間。製造打切りが起点。
法的義務ではなく、各社の自主基準です
メーカー各社
メーカー保証期間 無償で修理を受けられる期間。通常1年。 メーカー各社
平均買替え年数 平均使用年数の通称。まだ使えたが買い替えた例を含みます。 内閣府 消費動向調査
リコール・無償点検 安全上の問題が判明した製品への個別の措置。
使用年数とは無関係です
メーカー/NITE/消費者庁

それぞれの正確な定義と、どの製品にどれが存在するかは用語集にまとめています。

数字は、こう置いています

「○○の寿命は10年」と書くのは簡単ですが、その多くは制度名や統計の取り違えです。当サイトは、そこを外さないことだけで成り立っています。

  • 一次ソースを開いてから書く。検索結果の要約や、他サイトの引用から数値を写しません
  • 出典・表番号・原文の抜粋・調査年・母集団の定義・取得日を記録する。1つでも欠けている数値は掲載しません
  • 本文に数値を直接書かない。登録した1か所から参照します。出典が更新されたときの直し漏れを無くすためです
  • 「わからない」と書く。公表データが無い項目は、推測で埋めずにその旨を書きます

このサイトがやらないこと

買い替えを勧めません「まだ使ってよい」「今年は買わなくてよい」という結論を、買い替えを勧める場合と同じ丁寧さで出します。表示される広告は判定結果に応じて変わることがありますが、判定そのものが広告主や報酬額によって変わることはありません。
故障時期を予測しません「あと2.4年」のような数字は出しません。推定する場合も幅でしか示しません。健康度も5点刻みで表示し、配点はすべて公開します。
危険な症状を点数にしません発煙・焦げくさいにおい・異常発熱・電源コードの異常などがある場合、健康度を表示せず、使用の中止と確認をご案内します。その画面には広告も表示しません。
リコール情報を自前で持ちません安全に関わる情報が古いまま残ることを避けるため、当サイトはリコール情報を保持せず、 NITE・消費者庁・メーカー公式へご案内します。
分解をともなう修理をすすめません掃除や消耗品の交換までを扱います。分解・冷媒・ガス・基板・バッテリーに関わる作業は案内しません。