エアコンの運転音が大きくなったときに確認すること
結論:運転音には、正常な動作でも出る音と、汚れや据付けのゆるみで出る音、そして点検が必要な音があります。まず「どこから」「いつ」鳴るかを分けてください。自分で開けての確認はしないでください。
まず自分で確認できること
買い替えや修理を考える前に、ここで直ることがあります。上から順に見てください。
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フィルターにほこりがたまっている
目詰まりすると同じ風量を出すのに強く回すことになり、風を切る音が大きくなります。効きの低下と同時に起きていることが多く、いちばん多い原因です。
確認のしかたフィルターを外して掃除し、同じ設定で運転して音が変わるか比べます。
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運転の始めと終わりだけ鳴っている
冷媒が流れる「シュー」という音、樹脂が伸び縮みする「ピキッ」という音は、多くの機種で出ます。故障ではありません。
確認のしかた鳴るのが運転の切り替わりの前後だけか、運転中ずっとかを分けて聞きます。
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風向きの羽根(ルーバー)が何かに当たっている
羽根の動く範囲にカーテンや家具の角があると、動くたびにこすれた音が出ます。羽根そのものが変形していることもあります。
確認のしかた運転を止めて、羽根の前に触れるものが無いか目で確かめます。
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室外機の据付けがゆるんでいる、防振ゴムがつぶれている
振動そのものは本体の不調ではなく、置き方で大きくなります。架台のボルトのゆるみや、防振ゴムの劣化で起きます。
確認のしかた運転を止めた状態で室外機を軽く押し、がたつきが無いか確かめます。 架台に登ったり、無理な姿勢で作業したりしないでください。
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音が壁や配管を伝わっている
本体の音そのものは変わっていなくても、配管の固定がゆるむと壁を伝わって室内で大きく聞こえることがあります。
確認のしかた屋外で室外機のそばに立ったときの音と、室内で聞こえる音の大きさを比べます。
ここから先は専門家に任せてください
上を試しても変わらないときは、次のどれかが考えられます。いずれもご自身で分解しないでください。
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送風ファンの汚れや変形
室内機の奥にある筒状のファンにほこりやカビが付くと、回転のバランスが崩れて音が出ます。 ここは分解しないと届きません。市販の洗浄剤を吹き込むのも避けてください。 電装部にかかると故障につながります。
フィルターを掃除しても変わらない場合に疑われます。分解洗浄を依頼してください。
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ファンモーターや軸受けの劣化
「キーン」「ゴロゴロ」といった金属質の音が続く場合は、回す側の劣化が考えられます。放っておくと止まることがあります。
補修用性能部品の保有期間は、確認した4社とも10年です。型番でメーカーに確認してください。
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コンプレッサーの不調
室外機から低いうなりや打音が続く場合に疑われます。主要な部品のため、修理費は高くなりがちです。
効きの低下をともなうかどうかを控えて、点検時に伝えてください。
修理と買い替え、どちらを選ぶか
この症状が出ているだけでは、まだ決まりません。判断が変わるのは部品が手に入るかどうかと、使用年数です。修理費が同じでも、部品の供給が終わっていれば次の故障で同じ判断を繰り返すことになります。
このページで分からないこと
- あなたのエアコンの原因がどれか。症状から絞り込めるのはここまでで、特定には点検が必要です
- 修理費の目安。機種と故障箇所で大きく変わるため、金額は書きません
- メーカーごとの故障しやすさ。比較できる公表データがないため扱いません