スマートフォン 5年目

スマートフォンを5年使ったときに確認すること

結論:5年は、Appleが修理と部品提供を行うと公表している最低期間(5年)の境目です。ただしスマートフォンは、本体を替えなくてもバッテリー交換で改善することが多い機器です。「遅い」「もたない」の原因を切り分けてから判断してください。

5年目に効いてくる数字

スマートフォンは、他のカテゴリと違って「部品」より先に電池とソフトウェアが問題になります。

Appleが修理と部品提供を行う最低期間 5 起点はAppleが製品を販売店に供給した最終日/購入日ではない/部品の在庫次第では最長7年まで延びる場合がある
買い替えた人が実際に使っていた年数 4.6 品目「携帯電話」の平均使用年数/内閣府 消費動向調査 令和8年3月調査/スマートフォン以外の携帯電話を含む

右の数字は「スマートフォンの平均使用年数」ではありません。調査の買替え集計は品目「携帯電話」でまとめられており、スマートフォン単独の値は公表されていません。他社の記事で「スマホの平均使用年数は約4年」とあるのは、この値を指していることがあります。

原文の抜粋は出典一覧に載せています。

この年数は、何の年数なのか

補修用性能部品の保有期間 このページで言う5年は、Appleが公表している修理サービスと部品提供の最低期間です。国内メーカーの「補修用性能部品の保有期間」と同じ性格のもので、法令ではなく事業者が自ら定めた基準です。数え始めはあなたが買った日ではなく、 Appleがその製品を販売店に供給した最終日です。部品の在庫次第では、最長7年まで延びる場合があります。

「寿命」と呼ばれるものには、意味の違う言葉が7つあります。どれを指しているかで答えが変わるため、当サイトでは必ず語を特定して書いています。7つの言葉の違いを見る

5年目でも、そのまま使ってよいとき

年数だけを理由に買い替える必要はありません。次に当てはまるなら、急ぐ理由は小さいです。

使いたいアプリが動いている

動作に不満が無く、必要なアプリが使えているなら、5年という年数それ自体は買い替える理由になりません。

「もたない」はバッテリーの問題かもしれない

バッテリーは消耗品です。交換すれば本体を買い替えずに改善することが多く、費用も本体価格よりかなり低く収まります。まず交換を検討してください。

「遅い」は設定で戻ることがある

ストレージの空き不足、バックグラウンドで動くアプリ、古いキャッシュ。本体の性能ではなく状態の問題であることがあります。

セキュリティ更新がまだ届いている

OSの更新が続いているうちは、ソフトウェアの面で不利にはなりません。更新状況は設定画面から確認できます。

5年目に、気にしておきたいこと

当てはまっても、すぐ買い替えという意味ではありません。確認する順番の話です。

バッテリーを自分で交換しない

リチウムイオン電池は、傷つけると発火・破裂のおそれがあります。交換はメーカーまたは正規の修理窓口へ依頼してください。膨らんでいる場合は圧迫せず、使用をやめて相談してください。

OSの更新がいつまで届くか確認する

Google Pixel 8 以降は、米国の Google Store での販売開始日から7年のOS・セキュリティ更新が公表されています。機種によって期間は異なるため、お使いの機種の公式情報を確認してください。

修理と買い替えの費用を並べておく

画面割れやバッテリー劣化は修理費が公表されていることが多く、比較しやすい部類です。本体価格と並べて見ると判断が早くなります。

使えなくなるのは「壊れたとき」だけではない

アプリ側が古いOSへの対応をやめることがあります。本体が動いていても使いたいサービスが動かなくなる、という形で来ることがあります。

次のどれかがあるときは、年数の話より先に電源を抜いてください
  • 本体や画面が膨らんでいる(バッテリーの膨張)
  • 焦げくさいにおいがする
  • 触れないほど熱くなることがある
  • 煙が出た、または発火した
  • 充電ケーブルや端子が焦げている・変色している
  • 液漏れしている
これらに当てはまる場合、当サイトは健康度を計算しません。使用を中止し、メーカーまたは販売店へご相談ください。

修理と買い替え、どちらが得か

金額の比だけでは決まりません。部品が手に入るかどうかで結論が変わります。同じ修理費でも、部品の供給が残っていれば修理が合理的になり、終わっていれば次の故障で同じ判断を繰り返すことになります。

「修理費が本体価格の50%を超えたら買い替え」について業界でよく使われる目安であって、法則でも公的な基準でもありません。当サイトのツールは、金額に加えて部品の供給状況を入れて比べます。

修理する? 買い替える? で比べる

このページの数字で分からないこと

スマートフォン単独の平均使用年数は公表されていません。消費動向調査の買替え集計は品目「携帯電話」でまとめられており、スマートフォン以外を含みます。また、Appleの期間の起点は販売店への供給停止日なので、購入年からの逆算は推定にすぎません。
  • あなたのスマートフォンが何年もつか。掲載しているのは集計値であって、個別の製品の予測ではありません
  • いつ壊れるか。故障の時期を予測・保証するものではありません
  • メーカーごとの故障しやすさ。比較できる公表データがないため扱いません

5年目のよくある質問

スマホは5年で修理できなくなりますか?
なりません。Appleは、販売店への供給を停止した最終日から最低5年は修理サービスと部品提供を行うと公表しています。これは下限であって、部品の在庫次第では最長7年まで延びる場合があります。起点は購入日ではないため、購入から5年でもすでに過ぎていることも、まだ残っていることもあります。
5年目のスマホは、バッテリーを交換する価値がありますか?
「もたない」が主な不満であれば、検討する価値があります。バッテリーは消耗品で、交換費用は本体価格よりかなり低く収まることが多いためです。ただし交換はメーカーまたは正規の修理窓口へ依頼してください。ご自身で分解すると、発火・破裂のおそれがあります。
OSの更新が止まったら使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるわけではありません。ただしセキュリティ更新が届かなくなると、新しく見つかった問題が修正されなくなります。また、アプリ側が古いOSへの対応をやめることがあり、その形で使えなくなることがあります。本体の故障とは別の軸として見てください。
「スマホの平均使用年数は4年くらい」と聞きましたが本当ですか?
その数字の出どころは、内閣府 消費動向調査の品目「携帯電話」の平均使用年数(4.6年)である可能性が高いです。この品目にはスマートフォン以外の携帯電話も含まれており、スマートフォン単独の値は公表されていません。
5年使ったスマホは売れますか?
当サイトは中古の買取価格を扱っていません。相場は機種・容量・状態・ネットワーク利用制限の有無で大きく変わり、信頼できる公表データが無いためです。売る場合は、初期化と各種サインアウトを済ませてからにしてください。

年数だけでは決まりません。

あなたのスマートフォンはどうか、確かめる

購入年といまの状態から、次にとるべき行動と、その理由の内訳を出します。購入年がわからなくても診断できます。

スマートフォンを診断する

なぜ「5年」だけページがあるのか

年数ごとのページを機械的に量産すると、中身の薄いページが並びます。当サイトは次の条件を2つ以上満たす年数だけを個別のページにしています。5年が満たしたのは次の点です。

  • 補修用性能部品の保有期間の境目にあたる — Appleは、販売店への供給を停止した最終日から最低5年は修理サービスと部品提供を行うと公表しています。 5年目はその下限にあたります。
  • 公表された平均使用年数の該当年にあたる — 内閣府 消費動向調査の品目「携帯電話」の平均使用年数は4.6年で、5年目はその値を含む年です。ただしこの品目にはスマートフォン以外の携帯電話も含まれます。
  • その年数に固有のFAQが3件以上ある — 「5年で修理できなくなるのか」「バッテリーは交換すべきか」「OSの更新が止まったら使えないのか」など、5年目に固有の質問が3件以上あります。

条件を満たさない年数は、ページを作らずカテゴリページの年数別の見方で扱っています。

出典と最終確認日

最終確認日
2026-08-19
出典
Apple Inc.「保証期限の切れたApple製品の修理サービスを受ける」
内閣府 経済社会総合研究所 景気統計部「消費動向調査」
出典の全件と原文抜粋
用語
このページで使った「補修用性能部品の保有期間」の定義は用語集にあります。
判定について
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