スマートフォン 7年目

スマートフォンを7年使ったときに確認すること

結論:7年は、Appleの修理・部品提供の上限(7年)にあたり、 Google Pixel 8 以降のOS・セキュリティ更新の提供期間(7年)とも重なります。本体が動いていても、更新が止まることで判断が変わる時期です。壊れているかどうかとは別の軸で考えてください。

7年目に効いてくる数字

7年目の主題は、故障ではありません。ソフトウェアの更新がどこまで届くかです。

Appleが修理と部品提供を行う最長期間 7 部品の在庫がある場合/起点は販売店への供給停止日/供給停止から5年以上7年未満の製品は「ビンテージ製品」とされる
Google Pixel 8 以降のアップデート提供期間 7 OSとセキュリティのアップデートを含む/起点は米国の Google Store でのデバイス販売開始日

どちらも起点は購入日ではありません。手元に届く前に、期間はもう進んでいます。 Pixel 7 以前や他メーカーの端末は期間が異なるため、お使いの機種の公式情報で確認してください。

原文の抜粋は出典一覧に載せています。

この年数は、何の年数なのか

補修用性能部品の保有期間 このページで言う7年には、性格の違う2つの意味があります。1つはAppleが部品の在庫がある場合に修理へ応じる上限。もう1つはGoogle Pixel 8 以降で OS・セキュリティ更新が提供される期間です。前者は「直せるか」、後者は「安全に使い続けられるか」の話で、混同すると判断を誤ります。どちらも法令ではなく、事業者が公表している方針です。

「寿命」と呼ばれるものには、意味の違う言葉が7つあります。どれを指しているかで答えが変わるため、当サイトでは必ず語を特定して書いています。7つの言葉の違いを見る

7年目でも、そのまま使ってよいとき

年数だけを理由に買い替える必要はありません。次に当てはまるなら、急ぐ理由は小さいです。

更新がまだ届いている

機種によって期間は違います。設定画面でセキュリティ更新の状況を確認してください。届いているうちは、7年目という年数だけで替える必要はありません。

用途を限れば安全に使える

家の中で音楽を鳴らす、目覚まし、子どもの学習用など、個人情報や決済を扱わない用途に限れば、更新が止まっても使い道はあります。

バッテリー交換で改善する不満がある

「もたない」が主な不満なら、まずバッテリーです。ただし7年目は交換用部品の在庫が無いこともあるため、事前に窓口へ確認してください。

予備の端末として持っておく

新しい端末が故障したときの一時的な代替になります。その用途なら、更新が止まっていても大きな問題にはなりません。

7年目に、気にしておきたいこと

当てはまっても、すぐ買い替えという意味ではありません。確認する順番の話です。

更新が止まったら、決済と個人情報の扱いを見直す

セキュリティ更新が届かなくなると、新しく見つかった問題が修正されなくなります。ネットバンキングや決済アプリを入れたまま使い続けるのは避けてください。

修理は「できたら幸運」の段階

Appleの期間は最長7年で、しかも在庫がある場合の話です。直せる前提で計画を立てないでください。

バッテリーが膨らんでいないか

背面が浮く、画面が押し上げられる、といった変化があれば、圧迫せずに使用をやめてください。ご自身で取り外そうとしないでください。

手放すなら初期化とサインアウトを

端末を処分・譲渡する前に、アカウントからのサインアウトと初期化を行ってください。これを忘れると、次の持ち主が使えないだけでなく情報も残ります。

次のどれかがあるときは、年数の話より先に電源を抜いてください
  • 本体や画面が膨らんでいる(バッテリーの膨張)
  • 焦げくさいにおいがする
  • 触れないほど熱くなることがある
  • 煙が出た、または発火した
  • 充電ケーブルや端子が焦げている・変色している
  • 液漏れしている
これらに当てはまる場合、当サイトは健康度を計算しません。使用を中止し、メーカーまたは販売店へご相談ください。

修理と買い替え、どちらが得か

金額の比だけでは決まりません。部品が手に入るかどうかで結論が変わります。同じ修理費でも、部品の供給が残っていれば修理が合理的になり、終わっていれば次の故障で同じ判断を繰り返すことになります。

「修理費が本体価格の50%を超えたら買い替え」について業界でよく使われる目安であって、法則でも公的な基準でもありません。当サイトのツールは、金額に加えて部品の供給状況を入れて比べます。

修理する? 買い替える? で比べる

このページの数字で分からないこと

更新の提供期間は機種ごとに違い、当サイトはApple・Googleの公表内容だけを扱っています。他メーカーの端末については、公表資料を確認できたものから順に追加します。また、更新が止まったあとに実際にどの程度の危険があるかを数値で示すことはできません。
  • あなたのスマートフォンが何年もつか。掲載しているのは集計値であって、個別の製品の予測ではありません
  • いつ壊れるか。故障の時期を予測・保証するものではありません
  • メーカーごとの故障しやすさ。比較できる公表データがないため扱いません

7年目のよくある質問

OSの更新が止まったスマホを使い続けてもよいですか?
すぐに使えなくなるわけではありませんが、扱う情報は見直してください。セキュリティ更新が届かなくなると、新しく見つかった問題が修正されません。決済やネットバンキング、仕事の連絡に使うのは避け、用途を限って使うほうが安全です。
7年目のスマホはもう修理できませんか?
Appleの場合、修理と部品提供の期間は在庫次第で最長7年とされています。7年目はその上限にあたるため、できないことのほうが多くなります。起点は購入日ではなく販売店への供給停止日なので、実際にはもっと早く終わっていることもあります。
Pixel の7年サポートは、買った日から7年ですか?
いいえ。Google Pixel 8 以降について公表されているのは、米国の Google Store でのデバイス販売開始日から7年です。購入日からではありません。発売からしばらく経って買った場合、残りの期間は7年より短くなります。
更新が止まった端末に、まだ使い道はありますか?
あります。音楽再生、目覚まし、家の中での動画視聴、予備端末、子どもの学習用など、個人情報や決済を扱わない用途なら使えます。新しい端末に買い替えたあとも、捨てずに役割を変えるという選択があります。
使わなくなったスマホはどう処分しますか?
スマートフォンは家電リサイクル法の対象4品目には含まれません。多くの自治体や携帯電話事業者が小型家電の回収を行っています。バッテリーを内蔵しているため、一般ごみに混ぜると発火のおそれがあります。必ず回収の窓口へ出してください。処分前に初期化とサインアウトを済ませてください。

年数だけでは決まりません。

あなたのスマートフォンはどうか、確かめる

購入年といまの状態から、次にとるべき行動と、その理由の内訳を出します。購入年がわからなくても診断できます。

スマートフォンを診断する

なぜ「7年」だけページがあるのか

年数ごとのページを機械的に量産すると、中身の薄いページが並びます。当サイトは次の条件を2つ以上満たす年数だけを個別のページにしています。7年が満たしたのは次の点です。

  • 補修用性能部品の保有期間の境目にあたる — Appleが修理サービスと部品提供を行う期間は、在庫次第で最長7年とされています。7年目はその上限にあたります。
  • 制度・法令上の節目にあたる — Google Pixel 8 以降は、米国の Google Store での販売開始日から7年のOS・セキュリティ更新が公表されています。 7年目はその提供期間の終わりにあたります。
  • その年数に固有のFAQが3件以上ある — 「更新が止まった端末を使い続けてよいのか」「もう修理はできないのか」「使い道はあるのか」など、更新期限を迎えた年に固有の質問が3件以上あります。

条件を満たさない年数は、ページを作らずカテゴリページの年数別の見方で扱っています。

出典と最終確認日

最終確認日
2026-08-19
出典
Apple Inc.「保証期限の切れたApple製品の修理サービスを受ける」
Google LLC「Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング」
出典の全件と原文抜粋
用語
このページで使った「補修用性能部品の保有期間」の定義は用語集にあります。
判定について
本サービスは故障の時期や安全性を保証するものではありません。健康度は当サイトが定義した独自の評価であり、統計的な故障確率ではありません。配点の公開