データ
家電の平均使用年数一覧
結論:内閣府「消費動向調査」が公表している平均使用年数は、11品目だけです。最も長いのはルームエアコンの13.4年、最も短いのは携帯電話の4.6年です。電子レンジ・炊飯器・給湯器は調査の対象に入っていません。
一人暮らし(単身世帯)の場合
単身世帯の値は報告書には載らず、政府統計の窓口(e-Stat)でだけ公表されています。 二人以上の世帯と並べました。
| 品目 | 単身世帯 | 二人以上の世帯 | 単身の集計世帯数 |
|---|---|---|---|
| 電気冷蔵庫 | 12.3年 | 13.1年 | 97世帯 |
| 電気洗濯機 | 11.1年 | 10.1年 | 118世帯 |
| ルームエアコン | 13.3年 | 13.4年 | 115世帯 |
| テレビ | 10.5年 | 10.8年 | 128世帯 |
| 電気掃除機 | 8.6年 | 7.4年 | 103世帯 |
| パソコン | 7.3年 | 7.7年 | 155世帯 |
| 携帯電話 | 4.7年 | 4.6年 | 414世帯 |
単身世帯の値は振れやすい
調査した単身世帯のうち、その品目を1年間に買い替えた世帯だけが集計対象です。冷蔵庫なら97世帯しかなく、
1年ごとに値が上下しやすい性質があります。デジタルカメラ(11世帯)や電動アシスト自転車(6世帯)は少なすぎるため載せていません。
この調査に無い品目
「○○の平均使用年数(内閣府調べ)」と書かれていても、次の品目はこの調査の対象ではありません。
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 給湯器
ほかにも、平均使用年数が出ているのは第5表の11品目だけです。 このページに無い品目の年数を見かけたら、どの調査の値なのかを確かめてください。
乗用車と光ディスクプレーヤー・レコーダーは載せていません
どちらも第5表にありますが、当サイトが保存している原本のテキストでは、行と値を機械的に結びつけられませんでした。
照合できない値は載せない方針のため、ここでは省いています(出典一覧)。
この数字の読み方
平均使用年数は「壊れるまでの年数」ではありません。 買い替えた世帯だけを分母にした平均で、まだ使えるのに買い替えた例も含みます。
法定耐用年数とも別のものです。耐用年数は減価償却の計算に使う税務上の年数で、 家庭での買い替え判断には使えません。 ほかに「補修用性能部品の保有期間」「設計上の標準使用期間」もそれぞれ意味が違います (「寿命」と呼ばれる7つの年数)。
よくある質問
電子レンジの平均使用年数は?
内閣府「消費動向調査」には電子レンジの平均使用年数はありません。この調査で平均使用年数が出ているのは11品目だけで、電子レンジ・炊飯器・給湯器は対象外です。「電子レンジの平均使用年数は○年(内閣府)」と書かれている場合は、出典を確認してください。
平均使用年数と耐用年数は同じですか?
違います。平均使用年数は、買い替えた世帯が前の製品を使っていた年数の平均です。耐用年数(法定耐用年数)は、減価償却の計算に使う税務上の年数で、製品が使えなくなる年数ではありません。
平均使用年数は「壊れるまでの年数」ですか?
いいえ。買い替えた世帯だけを分母にした平均で、まだ使えるのに買い替えた例も含みます。買い替えの理由には「上位品目への移行」「住居の変更」もあります。
一人暮らしだと、平均使用年数は違いますか?
少し違います。単身世帯の冷蔵庫は12.3年(二人以上の世帯は13.1年)、洗濯機は11.1年(同10.1年)です。ただし単身世帯は調査した世帯数が100前後と少なく、年ごとに値が振れやすい点に注意してください。
いつ更新されますか?
消費動向調査の買い替え状況は毎年3月の調査で取られ、4月に公表されます。当サイトは公表月に原本を取り直して値を照合します。