エアコン 13年目

エアコンを13年使ったときに確認すること

結論:13年は、買い替えた世帯の平均使用年数(13.4年)とほぼ同じ年です。エアコンは調査対象のなかで最も長く使われている機器なので、13年で使っていること自体は珍しくありません。判断材料は年数ではなく、効きの変化と部品の供給です。

13年目に効いてくる数字

13年目で効いてくるのは、平均を超えたことより、部品の期間をとうに過ぎていることです。

買い替えた人が実際に使っていた年数 13.4 ルームエアコンの平均使用年数/内閣府 消費動向調査 令和8年3月調査/買替えをした世帯のみを分母として算出
買い替えた理由が「故障」だった割合 66.6% ルームエアコンの買替え理由/同調査/残りは「上位品目への移行」「住居の変更」「その他」

平均使用年数の分母は「買い替えた世帯」だけです。使い続けている世帯はこの計算に入っていません。13年より長く使っている人は、統計に出てこないままたくさんいます。

原文の抜粋は出典一覧に載せています。

この年数は、何の年数なのか

平均使用年数 ここでいう13年は、内閣府の消費動向調査が公表している平均使用年数です。調査した年に買い替えをした世帯だけを分母にして、買い替え前の製品を何年使っていたかを平均した値です。壊れるまでの年数ではありません。エアコン本体に表示されている「設計上の標準使用期間」とも別のものです。

「寿命」と呼ばれるものには、意味の違う言葉が7つあります。どれを指しているかで答えが変わるため、当サイトでは必ず語を特定して書いています。7つの言葉の違いを見る

13年目でも、そのまま使ってよいとき

年数だけを理由に買い替える必要はありません。次に当てはまるなら、急ぐ理由は小さいです。

設定どおりに効いている

冷えない・暖まらないという変化が無いなら、主要な部分は働いています。平均を超えたこと自体は、買い替える理由になりません。

買い替え理由の一部は故障ではない

ルームエアコンを買い替えた理由が「故障」だったのは66.6%です。残りは容量や機能の変更、引っ越しなどです。 13年目の人が全員壊れて買い替えているわけではありません。

掃除で効きが戻ることがある

フィルターの目詰まりや、室外機の前がふさがれていることが原因のこともあります。年数のせいだと決める前に、ここを確認する価値があります。

使う部屋を変えるという選択もある

主に使う部屋のエアコンを新しくして、13年目のものを使用頻度の低い部屋に回す。すべてを同時に入れ替える必要はありません。

13年目に、気にしておきたいこと

当てはまっても、すぐ買い替えという意味ではありません。確認する順番の話です。

部品は保有期間を過ぎている

補修用性能部品の保有期間は、確認した4社とも10年です。数え始めは製造を打ち切った日なので、購入から13年ならまず終わっていると考えたほうが現実に近くなります。

止まる季節を想定しておく

エアコンが止まって困るのは真夏と真冬です。その時期は工事の予約も取りにくくなります。使わない季節のうちに候補を決めておくと、待たされずに済みます。

電気代の差は機種で確かめる

古い機種ほど消費電力が大きい傾向はありますが、金額は機種と使い方で変わります。環境省「しんきゅうさん」で、いまの機種と候補機種を入れて試算してください。

取り外し工事とリサイクルの手配

エアコンは家電リサイクル法の対象で、取り外し工事も必要です。買い替え時に販売店へまとめて依頼するのがいちばん簡単です。

次のどれかがあるときは、年数の話より先に電源を抜いてください
  • 焦げくさいにおいがする
  • 煙が出た、または火花が出た
  • 室内機・室外機・コンセントが異常に熱い
  • 電源コードやプラグが傷んでいる・変色している
  • 運転するとブレーカーが落ちる
  • 室内機の取り付けがぐらついている
これらに当てはまる場合、当サイトは健康度を計算しません。使用を中止し、メーカーまたは販売店へご相談ください。

修理と買い替え、どちらが得か

金額の比だけでは決まりません。部品が手に入るかどうかで結論が変わります。同じ修理費でも、部品の供給が残っていれば修理が合理的になり、終わっていれば次の故障で同じ判断を繰り返すことになります。

「修理費が本体価格の50%を超えたら買い替え」について業界でよく使われる目安であって、法則でも公的な基準でもありません。当サイトのツールは、金額に加えて部品の供給状況を入れて比べます。

修理する? 買い替える? で比べる

このページの数字で分からないこと

平均使用年数は集計値であって、あなたのエアコンがあと何年もつかを示すものではありません。平均を超えた製品が壊れやすいことを示すデータでもありません。この調査は「買い替えた世帯」だけを見ており、使い続けている世帯を追跡していないためです。
  • あなたのエアコンが何年もつか。掲載しているのは集計値であって、個別の製品の予測ではありません
  • いつ壊れるか。故障の時期を予測・保証するものではありません
  • メーカーごとの故障しやすさ。比較できる公表データがないため扱いません

13年目のよくある質問

平均使用年数を超えたエアコンは買い替えるべきですか?
その必要はありません。平均使用年数は、買い替えた世帯が買い替え前に何年使っていたかの平均であって、製品が壊れる年数ではありません。エアコンは調査対象の品目のなかで最も長く使われており(13.4年)、13年で使っていることは珍しくありません。効きに変化が無いなら、そのまま使って構いません。
効きが落ちてきたのは寿命ですか?
年数のせいと決める前に、確認できることがあります。フィルターの目詰まり、室外機の前がふさがっている、設定や運転モードの違いなどです。これらを直しても戻らない場合は、冷媒や熱交換器、基板の不調が考えられます。ここから先は点検が必要な領域です。ご自身での分解はしないでください。
13年たっていても修理はできますか?
在庫があればできることもありますが、保有期間は過ぎている可能性が高い年数です。修理費の見積もりを取るときは、同時に「今後この機種の部品はどれくらい残るか」も聞いてください。1回直せても次に同じ判断が来るためです。
冷媒ガスを補充すれば直りますか?
冷媒は本来減るものではないため、減っているとすればどこかから漏れています。補充だけでは同じことが起きます。また冷媒の取り扱いには資格と専用の機器が必要で、ご自身での作業は事故につながります。点検を依頼してください。
13年目のエアコンを処分するにはどうすればよいですか?
家電リサイクル法の対象4品目なので、粗大ごみには出せません。取り外し工事も必要です。買い替える販売店に引き取りを依頼するか、過去に購入した店、または自治体の案内にしたがってください。

年数だけでは決まりません。

あなたのエアコンはどうか、確かめる

購入年といまの状態から、次にとるべき行動と、その理由の内訳を出します。購入年がわからなくても診断できます。

エアコンを診断する

なぜ「13年」だけページがあるのか

年数ごとのページを機械的に量産すると、中身の薄いページが並びます。当サイトは次の条件を2つ以上満たす年数だけを個別のページにしています。13年が満たしたのは次の点です。

  • 公表された平均使用年数の該当年にあたる — ルームエアコンの平均使用年数は13.4年で、調査対象の主要耐久消費財のなかで最も長い値です(内閣府 消費動向調査 令和8年3月調査)。 13年目はその年にあたります。
  • その年数に固有のFAQが3件以上ある — 「平均を超えたエアコンをどう扱うか」「効きが落ちたのは寿命か掃除不足か」「工事のタイミングをどう選ぶか」など、平均を超えた年に固有の質問が3件以上あります。

条件を満たさない年数は、ページを作らずカテゴリページの年数別の見方で扱っています。

出典と最終確認日

最終確認日
2026-08-19
出典
内閣府 経済社会総合研究所 景気統計部「消費動向調査」
出典の全件と原文抜粋
用語
このページで使った「平均使用年数」の定義は用語集にあります。
判定について
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